マタイ。
彼は、ユダヤ人でありながら、ローマ帝国のために税を集める取税人でした。
仲間からは「裏切り者」「金の亡者」と見なされ、
人の痛みよりも自分の利益を選んで生きていた男。
そんな彼に、イエスは声をかけました。
「わたしについて来なさい」
その一言で、マタイの人生は変わりました。
イエスのまなざしには、裁きでも軽蔑でもなく、赦しと希望がありました。
そしてマタイは、自分がかつて見下していた同胞のために、
命をかけて真理(聖書)を記す者となったのです。
彼が書いた「マタイの福音書」は、
旧約聖書の深い知識と、預言の成就をふまえ、
イエスこそが約束のメシア(救い主)であることを
ユダヤ人に向けて情熱的に証言するものでした。
マタイは、裏切り者から、
**「真理と愛の証人」**へと変えられました。
かつて人を踏み台にしていた彼が、
今度はその人たちのために自分を差し出す者となったのです。
──この変化の背後には、奇跡ではなく、
イエスの言葉と愛との出会いがありました。
私たち五十嵐キリスト教会の一人ひとりもまた、
かつては自分のことばかりを考え、
気づかぬうちに誰かを犠牲にし、
人を傷つけてしまっていた者たちの集まりです。
でも今、私たちは知っています。
神の言葉が心を変えることを。
そして、変えられた者が、
今度は愛をもって真理を伝える者へと招かれているということを。
もしあなたが、
「もう一度やり直したい」
「本当に人を愛せるようになりたい」
「人生に真の価値を見出したい」
と願っているなら――
どうか、マタイがそうであったように、
イエスのまなざしの中に、自分の新しい物語を見つけてください。
五十嵐キリスト教会で、
あなたの「新しい章」を共に歩めることを、心から願っています。
